(味噌 その17)

○ 「満福食堂 大盛 みそバター味」(ヤマダイ)


 これを食べれば満腹となって幸福が舞い込んでくる。そんなことを連想してしまうネーミングのカップ麺が登場。満福食堂の大盛味噌バター味です。

 縦型や普通サイズのカップではちょっと物足りないという時に食べてみたくなるようなサイズ。あとは味わいが良ければ最高なのですが、はたしてどのような感じなのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。最強の香りといっても過言ではない味噌バターのとても良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌の味わいとバターの風味が広がってくるといった感じで、とても美味しくいただくことができます。

 具はキャベツ、コーン、ニンジン、長ネギの4種類となっており、彩りも良いのですが野菜そのものの甘さをしっかりと感じることができ、スープともよく合います。

 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して2で割ったような感じとなっているのですが、思ったよりも柔らかすぎることがないので最後まで美味しくいただけます。

 味噌バターの風味を楽しみながらタップリと入った麺を満足するまでいただける一品。ただの味噌ラーメンではなくバターを入れたということがまさにミソでしょう。



満福食堂 大盛 みそバター味1



満福食堂 大盛 みそバター味2



満福食堂 大盛 みそバター味3









○ 「北の名店シリーズ 札幌 麺処 白樺山荘 みそらーめん」(とかち麺工房)


 北海道十勝のメーカーが同じ北海道の札幌で人気のあるラーメンをカップ麺にしてしまいました。北の名店シリーズ札幌 麺処 白樺山荘のみそらーめんの登場です。

 札幌ラーメンといえば味噌ということで、数多くのラーメン店がしのぎを削っていますが、こうやってカップ麺になるということはその中でもメチャウマということです。

 どんなラーメンなのかワクワクしながらお湯を入れて4分待ちます。蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜながらレトルト具材と焼き海苔を乗せたら完成です。

 まずは、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープは味噌の風味をしっかりと楽しむことができ、ピリッとした辛さも心地良いといった感じです。

 具は挽肉、メンマ、モヤシ、キクラゲ、焼き海苔、長ネギの6種類。挽肉とメンマはレトルト具材なので本物の味わいとなっており、キクラゲとモヤシの食感も良いです。

 麺はお馴染みの氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りとコシの強さというのを楽しむことができ、スープともよく絡むので美味しくいただけます。

 辛口系の味噌の風味と味わいは体だけではなく心も温めてくれるような一品。見た目は普通っぽいのですが実際にいただくとスープのキレの良さに満足するでしょう。



札幌 麺処 白樺山荘 みそらーめん1



札幌 麺処 白樺山荘 みそらーめん2



札幌 麺処 白樺山荘 みそらーめん3








○ 「十勝みそらーめん」(とかち麺工房)


 北海道の大地とも言える十勝。その十勝の工場で真心を込めて作られた北海道産小麦を100パーセント使用した「みそらーめん」が登場しました。

 地元で収穫したものを地元のメーカーが製品の中に取り入れて、さらに地元の人間がいただくといった完璧な地産地消。よく解りませんがなんとなく嬉しくなりました。

 お湯を入れて4分、硬め好みだと3分でも良いとのことですが今回は標準時間の4分で蓋を開け、特製スープを入れてよくかき混ぜてからいただくことにしました。

 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープはピリ辛で味噌の風味をしっかりと楽しむことが出来、濃いめの味わいなのにグイグイ飲めますね。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類といったオーソドックスなラインナップとなっており、噛むほどに味わい深いチャーシューがとても良い感じです。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りに加えて麺のコシというのを楽しむことができ、風味のあるスープとよく絡むので美味しくいただけます。

 本格的な味噌の風味と麺の味わいを心ゆくまで楽しむことができる一品。多めに入っている脂が蓋の役割をするため冷めにくいスープも魅力的な一つとなっています。



十勝みそらーめん1



十勝みそらーめん2



十勝みそらーめん3









○ 「サッポロ一番 みそラーメン 肉20%アップ!」(サンヨー食品)


 長きに渡り愛され続けているサッポロ一番みそラーメン。そのみそラーメンの縦型ビッグサイズのカップが肉を20%増量して再び登場しました。

 何もしなくても指示され続けているのですが、そのような中でもさらなる美味しさを求めているといった姿勢は素晴らしいです。さらに進化した美味しさはどんな感じか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜてから七味スパイスをかけたら完成。鼻を近づけるとうっすらと味噌の香りが漂ってくるとともに肉の風味も感じました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは何か懐かしい味噌ラーメンの味わいとなっており、後から入れた七味がピリリと効いています。

 具は挽肉、キャベツ、コーン、長ネギの4種類。なんと言っても20%増量された挽肉は麺やスープの量と比較してもタップリと入っているといった感じで嬉しいですね。

 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して2で割ったような感じとなっており、柔らかめなのですがスープや具材とよく絡んでとても美味しくいただけます。

 親しみのある味わいにタップリと入った肉がとても印象的な一品。縦型カップに詰まったたくさんの味わいは最後の一本、最後の一滴まで満足することと思います。



サッポロ一番 みそラーメン 肉20%1



サッポロ一番 みそラーメン 肉20%2



サッポロ一番 みそラーメン 肉20%3









○ 「太麺堂々 香熟味噌」(日清)


 テレビのCMで大々的に宣伝をしているので発売当初から認知度が高い太麺堂々シリーズのリーズナブルバージョンから香熟味噌の登場です。

 太いは旨い。麺を太くすることが美味しさにつながるといったことなのですが、スープの方も美味しい麺に負けないような工夫がなされていそうな感じがしますね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。本格的な味噌のとても良い香りに混ざって香辛料の香りも漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口当たりは意外とあっさりとしていますが、香辛料が効いていて味噌の甘さと風味というのを楽しむことが出来るといった感じです。

 具は挽肉、キャベツ、チンゲンサイ、ニンジン、長ネギの5種類。彩りも豊かなのですが、味付けされた挽肉の美味しさとニンジンやキャベツの食感も良い感じです。

 麺はノーマルタイプでストレート麺に近いものとなっていますが、当然のことながら太麺となっています。この太麺が喉ごしの良さを感じさせてくれるのが嬉しいですね。

 味噌の風味の良さに加えて喉ごしの良い麺が美味しさをパワーアップしているといった一品。お手ごろ価格で太麺堂々を楽しめるという日清の気遣いに感謝です。




太麺堂々 香熟味噌1



太麺堂々 香熟味噌2



太麺堂々 香熟味噌3








○ 「麺屋武蔵 味噌ガーナ」(とかち麺工房)


 サークルケーサンクスと麺屋武蔵とロッテが一緒になるとこんなカップ麺が誕生してしまいました。その名も味噌ガーナということでガーナチョコが入っています。

 チョコは最高の調味料!!という発想が斬新的な感じもするのですが、カレーを作る時にチョコを入れたりしますので意外と味噌にも合いそうな気がしますね。

 お湯を入れて5分、特製スープとレトルト具材を入れてからよくかき混ぜ、最後にガーナチョコを乗せたら完成。味噌とチョコの混ざった不思議な香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。濃いめの味わいで味噌の風味がとてもよく広がってくるといった感じでチョコの甘みと風味も自然な感じで混ざっています。

 具は挽肉、エリンギ、シメジの3種類。挽肉はレトルト具材なので良い味わいとなっていますが量が少なめで、エリンギやシメジは食感がとても良く美味しいです。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りとコシの強さというのを楽しむことができるとともに、スープともよく絡むので美味しくいただけます。

 味噌とチョコを組み合わせると結構美味しくなるなと感心させられるような一品。最後の一滴を飲み終わるまでチョコの香りを感じ続けるという不思議な一杯です。



麺屋武蔵 味噌ガーナ1



麺屋武蔵 味噌ガーナ2



麺屋武蔵 味噌ガーナ3








○ 「札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき」(日清)


 札幌ラーメンといえば味噌ラーメン、そしてすすきのにあるラーメン横町などが有名ですが、札幌ラーメンを代表する店の一つである「けやき」がカップ麺となりました。

 いよいよというか、とうとう「けやき」もカップ麺になったのかというのが率直な感想です。地元のみならず観光客にもお馴染みのラーメン店の味が表現できているのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌と香辛料の混ざったとても良い香りが漂ってきて思いっきり食欲をそそられましたね。

 早速、スープを一口いただきます。ピリッとした辛さを楽しむことが出来るとともに濃いめの味わいに香辛料がしっかりと混ざった味わいも楽しむことができます。

 具は挽肉、キャベツ、ニンジン、キクラゲ、モヤシ、ゴマの6種類。挽肉はしっかりと味付けされており、キクラゲやキャベツの食感やモヤシの風味が良い感じです。

 麺は幅広のスナック麺タイプとなっており、柔らかめなのですがスープがしっかりと馴染んでいるような味わいとなっているので美味しくいただくことができます。

 札幌を代表する人気ラーメン店の味わいを手軽に楽しむことができる一品。スープの味わいや風味が再現できているので麺も再現できると最強の味わいになると思います。



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき1



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき2



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき3








○ 「行列のできる店のラーメン 札幌 特濃トロ旨脂みそ」(日清)


 各地域に存在する行列のできるラーメン店の味を少し豪華な感じで再現したカップ麺としてお馴染みなのですが、今回は札幌特濃トロ旨脂みその登場です。

 札幌といえば以前に「旨脂みそトロスープ」というのが出たのですが、前作との違いというのも楽しみの一つです。しかも麺まで凝っているというのも見逃せません。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌の香りが漂ってくるとともに濃厚なスープが目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープは味噌の風味が広がってくるような味わいとなっており、ピリッとした辛さも楽しめますね。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューはこのシリーズでお馴染みの大型でジューシーな味わいとなっており、本当にメチャウマです。

 麺は札幌ラーメンとしてお馴染みの太めでちぢれたものとなっており、生麺に近い食感を楽しむことができるので、食べていて本当に美味しいなと思うことができます。

 コッテリとした味噌味のスープと特徴的な麺の組み合わせはまさに本物の札幌ラーメンといっても過言ではない一品。何処に住んでいても札幌を満喫することができます。



行列のできる店のラーメン 札幌 特濃トロ旨1



行列のできる店のラーメン 札幌 特濃トロ旨2



行列のできる店のラーメン 札幌 特濃トロ旨3









○ 「凄技 とろ旨 味噌ラーメン」(エースコック)


 新進気鋭の技が光る味噌ラーメンの新境地ということで登場したのがこのカップ麺です。その名も凄技とろ旨味噌ラーメンということで技の凄さを楽しめそうですね。

 麺に絡み付くほどに濃厚な味噌スープと書いてあったり蓋の画像から想像するととろみのあるスープというのを想像しますが、その正体ははたしてどんな感じなのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープと後入れ特製スープを入れてからよくかき混ぜれば完成。味噌のとても良い香りと見るからに濃そうなスープが現れました。

 早速、そのスープを一口いただきます。ピリ辛で味噌の甘さも楽しめるといった味わいとなっているとともに、舌の上で転がせるようなとろみも楽しめますね。

 具は挽肉、唐辛子、長ネギの3種類。味付けされた挽肉は味噌スープにピッタリの美味しさとなっており、長ネギはスープのアクセントとして良い存在感となっています。

 麺はノンフライで平型のちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとモチモチとした食感を楽しむことができ、スープがよく絡むので美味しくいただくことができます。

 とろみがあってコクのある甘辛のスープとスープによく合う平打ち麺が特徴的な一品。今までの味噌ラーメンとはひと味違うタイプなのですが間違いなく美味しいです。



凄技 とろ旨 味噌ラーメン1



凄技 とろ旨 味噌ラーメン2



凄技 とろ旨 味噌ラーメン3









○ 「凄旨 もやし味噌らーめん」(ヤマダイ)


 凝ったスープと具材に合わせて本格的な麺でお馴染みとなっている凄麺シリーズとともに本格的な美味しさでお馴染みの凄旨シリーズからもやし味噌らーめんの登場です。

 味噌ラーメンにとてもよく合うのは間違いなくモヤシですが、このカップ麺には生タイプモヤシが入っているということでモヤシ本来のシャキシャキ感を楽しめそうです。

 お湯を入れて5分、麺をよくほぐしてから液体スープとおろしニンニクを入れてよくかき混ぜ、最後にレトルト具材を乗せたら完成。味噌の良い香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。思ったよりもサッパリとした口当たりとなっているのですが、口に含んだ瞬間に味噌の風味が広がってくるような深い味わいですね。

 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類となっており、モヤシとニンジンはレトルト具材なので食感は本物そのまんまといった感じで、とても美味しくいただけます。

 麺はノンフライでややちぢれているのに加えて角張った太麺となっており、滑らかな舌触りと麺のコシの強さというのを楽しめるとともに、スープとよく絡みます。

 味噌のとても良い風味と本物のモヤシの食感を楽しめるような正統派のもやし味噌と言って間違いない一品。ちょっとしたラーメン屋よりも満足する味わいですね。




凄旨 もやし味噌らーめん1



凄旨 もやし味噌らーめん2



凄旨 もやし味噌らーめん3









































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